妊活したいのに無視される…、「遅くなる時は連絡して！」と伝えても無視される…、「離婚したほうが…」
結婚して４年、
夫のせいで私はこうなったのです…
クライアントさんは女性。
「来年の3月で契約が切れるので、その後のが不安です…」
「40歳、夫に、そろそろ子どもが欲しいと相談しても、軽くスルーされます…」
「仕事で遅くなる時は連絡して伝えると『分かった』と返事するけれど、連絡が来ないんです…」
典型的なテーマの持ち主です。
私は優しくクライアントに
「私も将来が不安です」と告げました。
わざとクライアントの話を取ったのです。
すると、クライアントは戸惑っているようです。
私の直感のどおりの展開です。(笑)
数秒後、彼女は違うことを訴えてきました。
そこで、再度、彼女の話を横取りしたのです。
コーチング＆カウンセリングセッションをご覧いただいて、
参加者と一緒に学ぶ研修を開催しています。
その一コマでした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
コーチ、カウンセラー、マネジメント向けブラッシュアップ研修
https://www.communication.or.jp/mentoring-online/
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私は問題を直面化するために、
話を横取りされた彼女を元気づけました。
「結婚して何年ですか？」
「4年くらいです」
「結婚まで、どれくらいお付き合いていたの？」
「１年です」
「いい家庭を作ろうと、ずっと努力されましたね」
「…」
「ご主人に要望があるようですね」
「はい。たくさんあります」
これから問題の直面化！
「それでは、ご主人から奥様への要望も教えてください」
「…」
「聞こえませんでした？ご主人から奥様への要望も教えてください」
「…」
「奥様は自分の要望を伝えるばかりで、ご主人の要望は知らないの？」
彼女から怒りが出ました
「これまでの彼の態度が私をそうさせたのです…」
「なるほど、今回のテーマは彼の問題ですね。他者や出来事が原因では、私は何のお手伝いもできません！」
※わざと冷たく言いました。他の参加者からは冷たいとのフィードバックが…
「…私は、どうすればいいのですか？」
「彼は食事を作ってくれと言いません？」
「言います」
「作ってあげてるの？」
「いいえ」
「作ってあげれば…」
「そんなんでいいんですか？やってみます…」
愛してるくせに…
次の日のSNS。
素直なクライアントは、すぐ実践して幸せになります。
人はすぐ変化できる。
自分が愛されるのにふさわしい存在で、
誰かを幸せにできると信じることができたとき、
人は変わる。
無償の愛。
もの心ついた時から我慢を続けた女は、
大人になってパートナーに一方的に要望を伝えることがある。
そして、「あなたを愛しているから！」と大義名分をかざす。
しかし、それは間違い。
「無条件に言うこと聞きなさい。私を愛してるんでしょ！」
ご主人から愛されていることを証明したいだけかもしれません。
そして、それが叶わないと、
パートナーと距離を取り始めます。
そして、添い遂げるという結婚のゴールが離婚へと変わるのです。
過去の未完了な体験をやり直す必要はない！
彼女のテーマを解決するのに、
過去の体験をやり直すワークにこだわる心理臨床家がいる。
そういう考えはいいじゃない。
私は反対はしないけれど、
そんな事をしなくても、
人は言葉だけで変われる。
今回のセッションでも、それを示しました！
人を変えるのは、
過去の記憶の意味づけを変えたり、
未完了な体験を完了させる方法ばかりではないのです。
そんなことをしなくても、
人は容易に変われるのです。
じゃ、どうすれば人が簡単に変わっていけるのか？
それは、
私の存在価値を高めるアプローチをすること。
先述した通りです。
自分への愛が自分とまわりを変えるのです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
『心の仕組み』を学びまわりを変容させる！
https://www.communication.or.jp/co-psychology/
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
コーチ、カウンセラー、マネジメント向けブラッシュアップ研修
https://www.communication.or.jp/mentoring-online/
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
メンタリングサービス
https://www.communication.or.jp/e-mentor/
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
