近江聖人(おうみせいじん)曰く、『神や仏は人が助けるものだ』
神仏に成り切れるか?
江戸時代初期、近江聖人と称えられた陽明学者の中江藤樹という方がいました。
そして、中村天風先生は近江聖人の言葉を使って諭してくれます。
「こんりんざい、神様、助けてとは絶対言わないことだ。
神仏を頼ってしまう気持ちをどこかに持っていれば救われません。
神仏は頼るべきものではなく、あがむべきもの、尊ぶべきもの。
自分自身が神仏に成り切ることが大切だよ。」
見えないものは信じない。
神仏に成りきって生きる。
そんなことを、あまり真剣に言わないほうがいいらしい。
数日前のセミナーでのこと。
参加者から「50歳を過ぎたので人生の軸を持ちたい」と質問が…
私は「それなら神仏のように生きることです」と請け売りした。
すると、セミナー評価から10点が消えていた。
セミナー参加者からの評価は、落第点が並んだ、(笑)
初めてあった人にスピリチュアルな話はしてはいけない。
大切な教訓を得たのだ。(笑)
私たちは見えないことを信じない。
耳から聞こえないことを理解できない。
常識を超えた知恵を、自分のものにするのは難しいのだ。
どん底から這い上がる。
誰の人生にも思い通りにならないことがある。
どん底のような状態になることがある。
60歳にも満たない鼻たれ小僧の私にさえ、いくつかのどうにもならない出来事があった。
大切な存在との別れ。
東日本大震災。
コロナ禍。
その度に乗り越えてきた。
どうやって?
先人たちの本を貪った。
繰り返し、先人の知恵を拝借させてもらった。
先人たちは素晴らしい。
感謝であふれる。
その中に見つけた。
神仏に成りきって生きる。
神仏の目的は何か?
私が学んだ神仏の目的は、
社会をもっと発展・成長させること。
2004年、ドラッカー・マネジメントで学んだこと。
迷ったら『貢献』を考えろ!
3歳児の頃、祖父の胡坐の上に聞いたこと。
「のり坊、世の中の為に生きろよ!」
みんな同じだった。
神仏と人の生きる目的は同じじゃないか!
先人が残してくれた!
先人に感謝の気持ちを伝えたい。
ありがとう。
人生のどん底こそ、
自分の狭い視野から抜け出る機会だ。
私たちに見えない世界。
聞こえない世界。
信じられない世界がある。
そして、その世界を少しだけ伝えよう。
私たちの人生は、神仏に応援されているようだ!(笑)
先人たちは素晴らしい。
江戸時代初期、近江聖人と称えられた陽明学者の中江藤樹という方がいました
『神や仏は人が助けるものだ』
まったくそうだ!