挫折から見つける成長のヒント!
投稿日:2023年1月10日 / 最終更新日:2024年9月5日
「挫折」を経験したことはありますか?
勉強、スポーツ、仕事など様々な環境で挫折を経験することがあります。
深い傷を負えば立ち直るのに時間が掛かるものです。
「もう、あんな気持ちになりたくない!」と思う方がほとんどではないでしょうか?
しかし、世界で活躍しているアスリートや経営者、俗にいう「成功者」といわれている方は
挫折を乗り越えてきた人たちが非常に多いです。
挫折や失敗が私たちを成長させてくれる大きな道具になります。
挫折とは?
googleで「挫折」と検索すると
「目的をもって続けてきた仕事などが中途でだめになること。くじけ折れること。」と表示されます。
多くの方は「目的」を見つけることはできますが、困難なことが起こると抗おうとします。
しかし、これはストレス反応で仕方ないことです。
嫌な出来事に直面すると、闘う・逃げる・固まるのいずれかの反応で対応しようとします。
例えば「新しく入ってきた新入社員を一人前にするぞ!」と目標を作ったとしましょう。
一生懸命に指導し、自分の時間を削ってまでも相手の為に時間を使ったのに・・・
「先輩にはついていけません」といわれて辞められたら如何でしょうか?
傷ついて後輩社員を怒ったり、なだめようと努力したり、ショック過ぎて言葉が出なかったり
この様な反応になるのは当たり前のことです。
ただ残念ながら、予期せぬ失敗というのは付きものです。
失敗しないように1つ1つを慎重にしてもするときはします。
ここで重要になるのが挫折を「学び」に変えられるかどうかです。
失敗を前向きに考えたりすることも大事ですね。
もちろん、傷ついたり落ち込んだりしても良いと思います。
失敗してポジティブになれる人も、学びがなければ
次も同じような過ちを繰り返すかもしれません。
落ち込んでても学びを得られたら、次につながる行動目標を見つけることが出来ます。
→ 目標設定のコツを学びたい方はコチラ
苦痛は受け入れて!
苦痛は生きていれば避けられません。
だから受け入れてみてください。
「えっ!?苦痛を受け入れるの?」と抵抗される方も多いかもしれません。
しかし、私たちを苦しめるのは「苦痛な出来事」ではなくて「苦悩」なのです。
「パートナーと喧嘩をした」→出来事→苦痛
「どうしてこの人と一緒になっちゃったんだろう・・・」→思考→苦悩
この様に出来事よりも、それに対する考え方が私たちを辛くしているのです。
体験を受け入れて「お互いをより理解するための勉強している」と考えることもできます。
挫折という苦痛を体験しても、苦悩する時間は出来るだけ短くしてください。
苦悩を変えるにはポジティブフィードバックが大切になります。
良い部分に目を向ける習慣をつけてみましょう。
心理的テーマと向き合いたい方は→ コミュニケーション心理学
挫折や失敗からしか学びは生まれない。
少し思い出してみましょう。上手くいかないことから多くを学んでいませんか?
その体験を良くも悪くも、変えられるのは「自分自身」ということです。
有名な発明家のエジソン博士は下記のような言葉を残しています。
「失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。」
経営の神様といわれる松下幸之助さんは
「失敗の原因を素直に認識し”これは非常にいい体験だった、
教訓になった”というところまで心を開く人は、後日進歩し、成長する人だと思います。」
この様な言葉を残しています。
先人たちが素敵なメッセージを残してくれています。
挫折・失敗(苦痛)を、苦悩から良い学びに変えてください。
きっと見ている世界が180度変わります。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!