夫婦って、難しい・・・?
投稿日:2023年2月6日 / 最終更新日:2024年7月17日
「この人とずっと一緒にいたい」「彼女を幸せにしたい」
一生を誓い合いながら・・・数年、数十年と時間が経過すると変わってしまう方も多くいます。(笑)
よりポジティブな絆を強めていく2人、ネガティブになっていく2人
何か違い(共通点)はあるのでしょうか?
・夫婦関係を改善したい
・パートナーと喧嘩ばかり
・素直になれない
・価値観が違い過ぎる
夫婦間のテーマは、挙げればきりがありません。
そして、悩まれている方が多いです。
今回は、【夫婦】をテーマに記事を書いていきたいと思います。
夫婦円満は、不満がないわけではない。
夫婦のコミュニケーションや価値観の違いですれ違いが起きてしまう。
人間ですから、大切なパートナーに「イライラ」したり「不満」を覚えてしまうこともあるでしょう。
そして、悩んだらインターネットで検索すると、心理的テーマや研究データなどが
すぐに表示されるので色々と便利な世の中になりましたね。
明治安田生命様が毎年11月22日(いい夫婦の日)ちなんで「円満度合い」を調査した結果があり
2022年10月12日(水)~10月18日(火)に20~79歳の既婚男女1,620人 に
実施したアンケートが次のとおりです。
「円満である」と回答された方、75.1%
「どちらとも言えない」と回答された方、15.9%
「円満ではない」と回答された方、9.1%
これを見ると仲良し夫婦が多いように見えますね!
但し、円満だからといって「不満がない」訳ではないのです。
2022年を振り返って「夫は家事・育児に十分取り組んでたと思いますか?」という
アンケートでは、不満なし46.4%、不満あり53.6%となっています。
円満だけど不満に思っているパートナーは沢山いるということですね。
パートナーの不満を無くそうとしても・・・
価値観の違いは必ず生まれ、思い通りにならないことは、多くあるでしょう。
そして、2人だけの価値観がすれ違いを作るわけではありません。
どうすることも出来ないストレス
例えば、「コロナでテレワークが増え、お互いに家にいる時間が多くなった」
コロナ禍の問題って夫婦で解決できますか?
この様な、どうすることも出来ない環境の変化によって
私たちの価値観が脅かされたりすることがあります。
「会社に行きたい」という考えの方や、「家事が増えて大変」と思う方は
不満や不快(ストレス)が溜まるでしょう。
しかし、その不満をパートナーにぶつけてしまうのは勿体ない気がしませんか?
どちらにも責任がない環境の変化で不満が溜まり、それをぶつけても問題は解決しません。
むしろ溝が深まるだけになりそうですね。
工夫で改善できるストレス
環境の変化、お互いの価値観の不一致など
所謂、男女の価値観の違いが存在しますから、問題0というのは難しいでしょう。
工夫が必要になってきますね。
「夫婦関係がうまくいかない」と考えている方は、ネガティブなことばかりを考えていませんか?
「会話が少ない」「喧嘩ばかり」「昔は〇〇だったのに」
私たちの多くは、癖でネガティブな部分を見ることをしてしまいがちです。
だからこそ、一度ネガティブな意識を持ってしまうと嫌なところばかりを見てしまう。
だからこそ、良い所に目を向ける癖を覚えると役立ちます。
「夫婦関係が上手くいかない」×
↓↓↓
「今より、良い関係を作りたい。」〇
表現を変えることで、見えてくるものが変わってきます。
恋人、夫婦で悩んでいるのであれば、まずは「肯定的なビジョン」を作ってみましょう。
コミュニケーションは、パートナーを主役に!
そして欠かせないのが「コミュニケーション」です。
重要なことをお伝えします。
相手が悩んでいたり、自分から何かを要求するときは
「相手を主人公にしたコミュニケーション」を心がけることをおススメします。
例えば、相手が間違えてしまった場合に「怒鳴る」。
これは、コミュニケーションではありません。
「感情の発散」というものです。
一時的にスッキリしても問題解決になりませんし、相手には「不快」を残すだけになります。
「何言っても、怒鳴られて、揚げ足をとられるだけ」だと思われてしまったら
信頼関係がなくなり「本音」で話すことを諦められてしまうでしょう。
それだけ、感情の発散が伴う伝え方は、危険ということです。
相手が「反省している」もしくは、「気づいていない」関係なく
まずは「受容」して理由を聞く。
「正しい・間違い」これは、理論でありコミュニケーションではありません。
(コミュニケーションについては、以前書いた記事もご覧ください)
仲が良いからといっても「不満」がないわけではないのです。
むしろ仲が悪ければ無関心なので「不満」が出てこないかもしれません。
私たちに起こる「問題」は「チャンス」です。
夫婦間で「すれ違い」を感じたら絆を深めることができます。
※但し、過度なハラスメントなど心身に大きな影響が出る場合は
専門家にしっかりと相談してください。
少し先の未来を考えてください。
「〇〇さんと一緒に居れて良かった。」と
お互いに感謝を伝えあってる場面を創造して、今を生きることが関係の変化に繋がる基本です。