怒らない方法：一息つく。そして、その後がもっとも大切なんだなぁー

｢フー　ハー｣

10月28日、8万円。
12月19日、9万円。
クレジットカードの不正使用が発覚した。

その日は、会社と家の往復だけ。
ネットでも何も買っていない。

大体、不正利用で買われた物は携帯電話。
2ヶ月で2台も買うか！

以前なら、怒りが沸いてきて感情的になっただろう。
それが今は、怒りが出ない。
怒ることが、かなり減った。

一息つけるから…
｢フー　ハー｣
そして、その後が最も大切だ。

私の依頼した仕事が遅れていた。
昨年だったら、イライラしただろうな。
でも、今は違う。

｢フー　ハー｣

どっしりとしていられる。

私はスタッフのもとに近づき、
｢忙しそうだな。いつもありがとう｣とだけ伝えた。

私は、依頼していた仕事を見直し、より生産性の高い選択が出来た。

ストレスを感じたら、
とにかく私は｢フー　ハー｣する。

そして、その出来事が、
まわりと私に何を学ばせようとしているのか？を考える。
その他の事は、後回し。

■出来事の背景を考えない
■自分の状態を振返らない
■なぜ、それが起きたのか？考えない

ただただ、まわりと私に何を学ばせようとしているのか？を考える。

最近、腰が曲がって歩くようになった母。
｢身体が動かない｣と弱音を吐いていた。

この出来事は、母と私に何を学ばせようとしているのか？
考えた。

私は母の指をマッサージした。
その後、母と一緒に立つ姿勢のトレーニングをした。
すると、不思議。
まっすぐ立って歩けるようになった。

必殺技。きくち体操だ。

母の弱音は、私に母に親切にする事を教えてくれた。
母と私、
そして、見守っていた妻も笑顔になった。

クレジットカードの不正利用。
私は丁寧にカード会社に伝えた。
｢カードの利用を停止してください｣

すると、｢再発行の手続きします｣と提案された。
私は断った。

ずっと、カードは会社の金庫の中にある。
それが不正利用されているのに、再発行等、危なすぎる。

改めて私は学んだ。
自分の都合で商売してはいけないのだ。

昔から、お金の損得で仕事をしていた。
2003年に、貢献という仕事の流儀を学んでも、気がつくとお金の損得を考える事があった。

2019年。
もしかすると、これからも『貢献』を忘れて、自利に走るかもしれない。

そうならないように、｢フー　ハー｣。
そして、
まわりと私に何を学ばせようとしているのか？を考えよう。