カウンセリング、コーチングとは?
投稿日:2017年4月14日 / 最終更新日:2018年6月27日
こんにちは。
トレーナー協会です。
カウンセリング&コーチングは
東京をはじめ、大阪、名古屋、札幌
博多、広島、茨城、金沢、仙台、浜松・・・など
沢山のところで開催することができています。
皆さん、本当にありがとうございます。
解決することではない!?
カウンセリングとコーチングの目的は
相手の問題を解決したり、ゴールに導くことではないと思っています。
なぜならば、解決したり、ゴールにたどり着くのは
カウンセラーやコーチではなくてクライアント自身だからです。
問題を起こしているのは?
自分たちが生活していれば沢山の嫌なことを
体験することになりますよね。
そして、自分にとってネガティブな出来事が起こると
不快になるのは当たり前の反応です。
この、不快な気持ちやネガティブな感情が
変化を止めてしまいます。
出来事ではなくて自分たちの状態が問題になっている場合がほとんどです。
例えば悪口を言われた時に
「私ってダメなのかな?」と思えばネガティブな状態に。
「色々言われたけど、別に気にしてない」と思っているならニュートラルな状態なわけです。
同じ出来事でも自分の受け取り方が
問題なのか問題ではないのかを判断します。
相手の反応は?
この場合、悪口を言った相手は
言ったことに対して問題だと思っていなければ
相手は問題だと捉えていません。
大切なことは、自分の中で問題が起きた時に
どんな状態で問題と向き合っているかが大切です。
だからこそ、カウンセラーやコーチは
クライアントが問題を持っている時に
解決をさせるのではなくて、
クライアントの状態を良くするお手伝いをすることが大切です。
優しい人と学ぶ
カウンセラーやコーチを目指している方や
実際にご活躍されている方と
お会いしたり、一緒にトレーニングをする機会が多いのですが
多くの方がとても優しく、一緒に会話をしていると
沢山の事に気づかせていただくことができます。
私の大失敗
私は、カウンセリングを学んだ時に大失敗をしたことがあります。
それは、悩んでいる相手の相談に乗っていた時に
「なんとかしてあげたい」と思ってアドバイスを沢山したんですね。
そしたら一言・・・
「ただ、聞いてもらうだけで、アドバイスはされたくなかった」と
今となっては思い出ですが、その体験から反省と気づきを得ることができました。
相手はアドバイスを求めている人だけではない。
ただ聞いて欲しいと思っているクライアントさんもいるという事。
変わりたいのかそうではないのかもわからない。
何とかしてあげたいと思うのは私だけなのではないか。
そう思いました。
ある素敵なセラピストの教え
ある人から教わった言葉があります。
とても、素敵なセラピストの方です。
「コーチングとカウンセリング
大切なのはよりそうことだよ。」
主人公は?
クライアントさんをしっかり観察して
目の前のクライアントさんに寄り添い
主人公をクライアントさんにする。
本当にこれが一番大切なのかもしれません。
当時の私は「なんとかしてあげたい」と
主人公を自分にしていたようです。
クライアントさんの状態としっかり向き合い
目の前の人を大切に出来るアプローチが大切です。