自信喪失が人を成長させる。大切なのは乗り越え方。
投稿日:2015年8月7日 / 最終更新日:2024年9月5日
「自分には向いていないのかなぁ…いつも怒られてばかり…」
「私って駄目だなぁ…」「こんなはずじゃなかったのに…」
「昔はもっと出来たのに…」「私の力では、これ以上会社に貢献できません。
もっと、優秀な人材を入れて下さい…」
まじめに仕事に向き合える方ほど、社会に貢献することに真剣です。
そして、誰にも上手く行くことがあれば、簡単な仕事でつまずく時があります。
しかし、責任感が強く、社会貢献を仕事にする方ほど、
仕事につまずいた時に自分を責めてしまいます。
また、このパターンをお持ちの方は、少し大きな溝にはまってしまうと
簡単に抜け出せなくなります。
すると、内側に向かう行動をとるようになって、ウツっぽい症状に見舞われます。
誰にでも起きることです。
だから対処法を身につけよう!
適度なストレスは自分を成長させる。
このようなパターンの抜け出し方を知らないと、
深みにはまって自分らしくない時間を過ごすことになります。
行き過ぎた自信喪失は別ですが、
「私って駄目だなぁ・・・」「昔はもっと出来たのに・・・」
「私の力では、これ以上会社に貢献できません。もっと、優秀な人材を入れて下さい・・・」
このような態度を日本語では『謙虚さ』とよんだりします。
『謙虚さ』とは、ものごとに真剣に向き合う姿勢です。
『謙虚さ』とは、高い仕事のレベルを求める方の特徴です。
『謙虚さ』とは、責任を果たそうとする方たちの特徴なのです。
それなのに、この『謙虚さ』が、時々、自信喪失的な症状に変わるのです。
心理学の常識です。
ネガティブな症状や行動は、ポジティブな持ち味の影の部分として存在します。
ネガティブな症状や行動の裏側には、必ず、肯定的な目的があるのです。
ところが、最近の流行りの心理学の一部などでは、
それをトラウマといって解消させようとするのです。
簡単に言えば『謙虚さ』を取っちゃうということ・・・・・
こんなカウンセラー、コーチ、セラピストに出合ったら大変です。
繰り返します。様々なネガティブな症状や行動はポジティブな持ち味の影です。
短所はあなたを成長させてくれる気づき!
ネガティブな症状や行動は解消するものではなく、その人の持ち味ですから活かすものです。
ネガティブなパターンは持ち味に変えて活かしましょう。
短所は持ち味。短所に気づき学ぶ。
そして、万が一、ネガティブなパターンを持ち味として活かすヒントが見つからない場合。
ご自身の土台の部分をトレーニングして下さい。
土台とは、人間力のトレーニングです。
人間力のトレーニングの一つが、
ネガティブな症状や行動と上手に向き合うことです。
土台の部分をトレーニングしなければ、時として強みは弱みとなり、
私たちを苦しめることになります。
『謙虚さ』は、時々、『自信のなさ』という症状で表れます。
『競争心』は、時々、『まわりと比べる』という攻撃で表れたりします。
『自主性』は、時々、『他人に任せられない』という疲れをもたらします。
『全てを信じる正直さ』は、時々、『騙される』という悲しさをもたらします。
『子どもへの愛情』は、時々、『子どもの自律』を妨害するのです。
上辺のテクニックでは、自分とまわりを変容させた気分に、ひと時、浸れるだけです。
土台である人間力を、コミュニケーション心理学で学びましょう。
コミュニケーションを通して『世界中が笑顔』。