リーダーの責任とは?「成長できないジレンマ!」
投稿日:2013年12月9日 / 最終更新日:2024年8月20日
コミュニケーションにおける最高峰のアプローチはメンタリングです。
それは、メンタリングというスキルで、
リーダー層に効果的なコーチングを超えて、
大手企業から注目されている技術です。
そうです。
私たちはメンタリングの専門家でもあります。
ある、10日間続いたメンタリングコースの最終日。
10日間のいろいろな思い出を共有しながら、
素敵な時間が過ぎていきました。
すると、突然!
同じコースを3年間学び続ける方が肩を落として、
「3年目の今年が一番成長できなかった!」といって、
コースを振り返ったのです。
彼女は英語が堪能で、
組織でもリーダー的な存在です。
だから、そんな彼女の言葉に誰もが注目しました。
これは、
リーダーが陥る負のスパイラルの一つです。
誰もが特定のスキルをマスターする過程で、
一度、
混乱状態に陥ることがあります。
例えば、
似ているような出来事に対処するとき、
まったく問題の本質が違っているのに、
過去の経験で判断して大失敗する経験は誰にでもあるものです。
彼女も同じでした。
自分が経験していることに似ている事例を、
過去の経験の範囲で対応しようとしてしまったのです。
それが、
「マスターしていたことが出来なくなっている」と
勘違いして落ち込む理由なのです。
しかし、リーダーは立ち直りが早いです。
そして、
「なぜ、出来なかったのか!」
徹底的に追及します。
そうです。
これもリーダーの資質です。
より完全に技術を習得しようとする姿勢が、
他の方たちとの違いを生み出すのです。
出来ないことに対してチャレンジを続ける。
この姿勢がリーダーの資質です。
だからこそ、
そんなリーダーにはゆっくり休憩し、
リフレッシュする時間が必要なのです。
私たちの学びの場には、
リーダー層が集まってきます。
それは、コミュニケーションを通して、
もっと役立つことを考えている方たちです。
そうです。
リーダーとは
出来ないことを克服する責任を持った方たちです。
出来ないことを諦めずに全うする。
これがリーダーとしての責任力です。
そんな責任を果たすリーダーだからこそ、
学び、休憩、仕事のバランスが大切なのです。