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コミュニケーション講座を受講された方からのメッセージ

高橋 理恵さん写真

高橋 理恵

職業 人材派遣会社人事

カウンセリング力をつけたい!
コミュニケーションの本に触発されて…

高橋さんのお仕事を教えてください。

人材派遣会社に勤務しています。
現在は、神奈川県にある本社で人事労務を担当しています。
数年前までは、東京の支店のコーディネーター業務を10年近くやっていました。
いわゆる派遣スタッフさんの登録やお仕事の紹介です。

コミュニケーションを学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

派遣スタッフのコーディネーターをやっているとき、派遣スタッフさんの登録時にどんな仕事をやりたいか聞いたり、派遣スタッフさんからの仕事の悩み相談を受けたりしていました。

当時は自己流で答えていたのですが、あるとき「こんなやり方でいいのかな」と疑問を感じたんです。 そして、キャリアカウンセラーという資格があることを知り、学んだのです。

ただ、資格をとったはいいのですが、カウンセリングにいまいち自信がなく、「もう少しカウンセリング力をつけたい」と思いました。
あるとき本屋さんで『手にとるようにコミュニケーションがわかる本』を見つけて、なんとなく読み始めました。

キャリアカウンセラーの研修でコミュニケーションがあったので、以前からコミュニケーション心理学の存在は知っていました。が、その本を読んでいるとき、「もしかしたら、今必要なのはコミュニケーション心理学かもしれない」と思ってしまったんですね。

それでコミュニケーションを勉強しようと思い立ってネットで検索し、日本コミュニケーショントレーナー協会で学ぶことにしたんです。

かっこつけなくていい、失敗していい。
安心できる空間のなかで

実際に受けてみて、印象はいかがでしたか?

実は、始めは少し違和感があったんです。

私がキャリアカウンセラーを学んだ学校では、みんなが「キャリアカウンセラーの資格をとる」という同じ目標があったので、仲間意識も強く、「一緒に頑張ろう!」という一体感があったんです。

でも、コミュニケーション講座は、私のようにカウンセラーやコーチをやっていて技術を学びたいという人もいれば、自分を改善したいという方もいて、目的もバラバラなら年齢層もいろいろ。想像していた感じと違っていたんです。

そんななかで上級コースに進まれて、いかがでしたか?

上級コースは楽しかったですね。
女性4人がメインの受講生で、アシスタントの方も多くて。

いろんなワークをしたあと、トレーナーの方に感想を聞かれるのですが、それまでは20人以上受講生がいたので、隅っこのほうにいればまず当てられなかった。

でも上級コースでは人数が少ないので、必ず順番がまわってきて発言せざるを得ないんです。
それが、かっこつけなくていい、失敗を恐れなくていい、という空間だったと思います。
上級コースは、プレゼンや映画監督のワークもあって、けっこう自分を出せたし居心地もよかったですね。

講座を受講する前としたあとでは、何か変化はありましたか?

自分のことを好きになりました。
ダメな自分を許せるようになった。
これは本当に大きいですね。

以前は、「自分は嫌なところばかりあるなあ」と思っていて、嫌な部分が出てくると「だから私ってダメなんだな」って気分になっていたと思うんです。

でも今は、それがなくなりました。
今でもダメなところ嫌いなところはありますが、それも私、と受け入れられるようになりました。

コミュニケーションを学んでよかったと?

人と接するのは以前から苦手ではなかったと思います。
ただ、人間関係や仕事で、一度嫌だと思うととことん嫌だったんです。

そういう考え方や見方を変えられるようになりました。
だからラクになったんだと思います。

自分のことを許せると、相手のことも許せるようになってきたと思います。
でも、やっぱり嫌だと思うことは嫌。
そういう嫌だと思っている自分もいていいんだと。

アドバイスをよくしていたのが人の話を上手に聞けるように

仕事面ではどんなふうにコミュニケーションを活かしてますか?

職場では、5人から成るグループのリーダーをしています。
そこで、定期的に部下の面談をしているんですね。
評価するにあたって、年度始めに「今年の目標はどうするか?」とか、年度の終わりに「今年1年どうだったか?」などについてひとりひとりと話し合うんです。

そして、会社から与えられる目標とは別に個人的な目標を決め、将来どんなふうになりたいのか、今の仕事への思い、そういったものも確認します。
シングルマザーもいれば、子育てしながら働いている人もいます。
そういったさまざまな事情を抱えながら、「じゃあ、どんなふうに仕事をやっていきたいのか」という話もします。

以前は、自分でも話はちゃんと聞いているつもりでした。
でも、「もっとこうしたほうがいいのでは」「それはこういうことじゃない?」とアドバイスするなど、自分を主張しすぎていた気がします。

自分に対する周りからの評価というのはわかりませんが、自分の目から見ると、周りが変化してきているような気がします。
みんなの前で意見を言わなかったような人が言えるようになったり、というのはあります。

よく使うスキルはありますか?

リフレーミングは身近でおもしろいなあって思います。

今、コーディネーターさんの取りまとめ役のようなこともしているんですね。
自分も長くコーディネーターをやっていたので、何かと相談されたりするんです。
そんなとき、相手から少しネガティブな言葉が出て来た時、「それってこういうことかなあ」と、見方を変えて返すように意識しているかもしれませんね。
相手からは、「ああ、そう言われればそうだけど」「そうとも言える」という反応が返ってきますね。

最近は、逆に「ポジティブですね」って返されるので、あまりポジティブに変えるばかりではダメなんだなって思っています。
「ポジティブ人間だからそう言えるんだよ」って思われるとうまくいきませんよね。

そうですね。
相手の落ちている気持ちに寄り添うこともときには必要かもしれませんね。
では、コミュニケーションを学び終わって、将来の夢はありますか?

景気がよくないですし、派遣という分野にも風当たりが強くなっています。
そういうなかで、現在の会社では必要最低限の教育しかしなくなってきています。
たとえば法改正があればその研修、世間でコンプライアンスを厳しく言われるようになればその研修、といったものが多いんです。

私は、自己啓発的なものやコミュニケーションについて、従業員向けの研修やトレーニングをやりたいなあと思っています。
今は具体的には見えていないのですが、そのうち、コミュニケーションを始めたときの勢いで、「これがやりたい!」とひゅっと行動してしまうかもしれせん。
なので、あまり決めつけないでいこうと思っています。

プロフィール

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高橋 理恵

人材派遣会社人事
人材派遣会社で派遣スタッフのコーディネーターを長くつとめたのち、現在は本社で人事労務を担当。
社内の調整役、教育係として活躍中。
キャリアカウンセラーの資格ももつ。

ひとりでも多くの人に笑顔になってもらえたら

高橋 真弓
社会保険労務士
経営者
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『患者さまを治すためには、なにが本当は必要なのだろう』という切実な思いから

石井 久恵
石井歯科医院副院長
表参道こころのクリニック 臨床心理士
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医者に見放されたあの時。
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赤松 史子
コーチ・フロンティア 代表
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家族関係の悩みからコミュニケーションを学び始めて

椎野 直樹
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専門学校教員
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蛯澤 美保子
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高橋 理恵